日食グラスを使って観察しましょう
日食を楽しむために日食グラスなど太陽観察専用のフィルターを用意しておきましょう。※専用日食グラスとはいえ、紫外線や赤外線といった有害な光線を完全にカットしているわけではありません。連続観察は、2~3分を限度に、適度に目を休めながら楽しみましょう。
今回の日食は、たいへん規模の大きなものです。絶好の機会です。ぜひ観察しましょう。
部分日食とはいえ、太陽面を裸眼で見ることはとても危険です。太陽はたいへん強い光と熱を出しています安全に十分配慮して観察してください。 最悪の場合失明したりする危険性があります。
▼以下のような行為は目を痛めますので絶対にやってはいけません。




肉眼で直接太陽を見ると短い時間でも目を痛めます。
また、下敷きやフィルム、すすをつけたガラス板、サングラスやフィルターなどを使って太陽を見るのもいけません。見た目でまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に見えない赤外線を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜が焼けてしまう危険性があります。
望遠鏡や双眼鏡は太陽の光や熱を集めて強くするため肉眼で太陽を見る以上に危険です。
・日食観察上の注意(国立天文台HP)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html
日食は体感してこそ楽しみも倍増します
実は、日食の魅力は見るだけにとどまりません。さまざまな楽しみ方があります。
■辺りが暗くなります ※食分の度合いで現象が異なります
皆既帯では、金星も見えるぐらいの暗さになるのですが、食分が0.9以上の鹿児島県本土でも地平線が、まるで夕焼けのように赤くなります。
■気温が下がります
日食が進んで太陽が欠けてくると日差しが和らぎ、光量の減少とともに気温も下がり、場合によっては肌寒く感じることもあります。
■動物や鳥が落ち着かなくなります
日食が進むにつれ、虫や動物、鳥たちが落ち着かなくなると言われています。身近にいる動物や鳥たちの変化に注目しましょう。
虫が泣きやんだり、犬の遠吠えが聞こえたりすることもあります。動物園などで日食を観察すると興味深い現象に出会えるかもしれません。

■木漏れ日をみてみましょう
日食中の木もれ日では、ピンホールカメラと同じ原理で日食で欠けた太陽の形がいくつも見られる珍しい現象が起こります。
面白い写真が写せるかもしれませんので木漏れ日のきれいな木をあらかじめチェックしておくと良いと思います。また、穴をたくさんあけた大きめの厚紙を用意して、その穴の影がどのように変わるか楽しむのも良いでしょう。
・木もれ日を利用して撮影した画像(国立天文台HP)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/image.html#Section3